2014年のユーロの金利・為替の見通しは景気回復やインフレ目標達成を目指していた欧州中央銀行が
追加の緩和策に迫られるとの見方が一般的であり、
低金利が長く続き、さらにはユーロも下落していくという見方が主流となっていました。

しかし、実際には説明するには難しいユーロ高相場が上半期終わりまで続き、
7月に入ってからユーロ安が本格的に動き始めました。
実際は5月にユーロ安が動き始めていたのですが、
欧州中央銀行総裁のマリオ・ドラギ氏が必要であれば来月のECBで行動を起こすことは簡単と発言し、
さらに7月にはユーロ高は景気回復に対してリスクとなるであろう等の発言をしたことにより、
市場においても本格的なユーロ売りが動き始めたのです。

Euro_Yen

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こうして市場の動向に追いついていくことで本格的に下落が始まったユーロでした。
その他にも以下のような理由はあるかと思われます。

欧州中央銀行理事会での予想外の利下げが決定されたこと
ウクライナ問題とロシアに対する経済制裁措置によるユーロ圏への影響
原油価格の下落が制裁下のロシア経済にさらなる追い打ちをかけたこと
スイス国立銀行が急なスイスフラン防衛のための対ユーロ上限を撤廃したこと
ギリシャ総選挙で反緊縮財政を掲げた野党政権が勝利したこと

今後はリーマンショック時や2009年のギリシャ危機が起こった当時ほどの急激な変化は想定されないものの、
現在ウクライナ危機に関する西側諸国とロシア側の動き、ロシアへの制裁に関する今後の動向によって、
ユーロへの変動や安定が影響されてくる事にはなるだろうと予測されます。

参照:
Yahoo
SBI