ラーシュラウイ容疑者逮捕は誤報 未だ逃走中

ナジム・ラーシュラウイ
22日の空港でのテロにより容疑者として写真が公開されていた、
逃走中のナジム・ラーシュラウイ容疑者と思われる男が拘束されたと
ベルギーのLa Dernière Heure誌が報じていたが、後に警察が公式
に取り消した。
シリア出身で24歳のナジム・ラーシュラウイは18日に逮捕されたパリ
同時多発テロ犯のサラ・アブデスラムとの関係があるとみており、現在も
警察による必死の捜索が行なわれている。

ナジム容疑者は今回のブリュッセルと昨年11月パリで起きた
同時多発テロ事件にも関りがあるとみられている。

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地下鉄爆破の実行犯は兄弟の一人

実行犯として公開された写真にナジム容疑者一緒に写っていたとされた
カリドとイブラヒム・バクラオウイ兄弟は当初2人とも空港で自爆したかと報じ
られていたが、その後の捜査で写真に写っていたのはバクラオウイ兄弟の
イブラヒムで、空港にいなかったカリドが地下鉄で爆発を起こしたとフランス
とベルギーのメディアが報じている。
写真に写っていたもう一人の男の身元はまだ判明していないが、空港での
自爆テロで死亡したとされており、少なくとも実行犯は4人だったことが明らかとなった。

より大きいテロが計画されていた可能性・アパートから遺書発見か

実行犯らがテロ当日タクシーを使って空港へ向かっており
タクシー運転手からの情報で家宅捜索した建物からは、
爆発物が発見された。
運転手によると、容疑者らはワンボックスタイプの大型のタクシーを呼ん
でいたが、運転手がステーションワゴンタイプのタクシーに乗ってきたため、
用意していた荷物5つのうち3つしか空港にもっていけなかったと話しており、
発見された爆発物は本来はスーツケースに入ており、持って行けずにアパート
に置いていったものだろうと見ている。
このとき大型のタクシーが迎えに来ていたら、より大規模なテロが起きていた
可能性もある。
運転手は他にも、容疑者らは荷物を自らタクシーに乗せようとしていたことも語っている。
爆弾が発見されたアパートのカリドのものとみられるパソコンから、“至る所で捜査が
行われている、刑務所にはいきたくない”と遺言書のようなものも見つかっている。

30人が死亡、200人以上がケガをしたこのテロでは空港で起こったこともあり
犠牲者は約40か国からの来ていたことが明らかになった。
地下鉄での爆発により2名の日本人が重軽傷を負っており、30代の重傷を負った
男性は意識不明だという。

参考
Spiegel
Focus
Yahoo