ナチス犯罪 強制収容所の元看守裁判前に亡くなる

Hanau SS-Mannvor dem Prozess gestorben

アウシュビッツのガス室での虐殺に関与したとされる93歳のドイツ人の
元看守が今月行われる裁判を1週間前に控えた7日に亡くなった。
第二次世界大戦中のアウシュビッツ強制収容所で大量虐殺に関わった
としてドイツ西部のハーナウ地方裁判所で4月13日から8月3日まで裁判
が開かれる予定だった。
高齢のためから、1日の裁判は最長で4時間までと決められていた。
男性は1942年11月1日から43年の6月25日まで、少なくとも1075人がガス室で
虐殺された際に看守として勤務、虐殺をほう助した罪で起訴されていた。
当時19歳から20歳だった元看守の男性は少年法で裁かれる予定となっていた。

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ナチス犯罪の捜査が今なお行われているドイツ

70年がたった現在でも多くの犠牲者を出したナチス犯罪の捜査が行われてい
るドイツでは90歳を超えた元看守らへの裁判を行っている。
2015年には当時94歳の元ナチス武装親衛隊員に殺人ほう助の罪で
禁固4年の実刑判決が下った。
1940年から1944年の間にポーランドのアウシュビッツで殺害されたのは約110万人、
うち90パーセントの100万人がユダヤ人であったという。
1943年から44年の1年間で特に多くの人々がガス室で殺害された。

 

参考
Zeit Online
Focus