漫画家の水木しげるさんが亡くなられました。93歳だったそうですが、
なんとなく、今後もまだまだお元気でいらっしゃる様なイメージを持っていましたので、驚きました。
ゲゲゲの鬼太郎にそれほど馴染みのない若い世代の人たちにも、ゲゲゲの女房のドラマ化が成功した影響で、知名度は広かったのではないかと思います。

実は私は、鬼太郎もほとんど見て(読んで)いませんし、残念ながらゲゲゲの女房の方も噂で聞く位で見ていません。
実際の水木しげるさんという方を、直接的にはあまり知らずに過ごしてしまってきてはいたのですが、
“とにかく凄い人らしい”ということは聞き知っていました。“どれだけ物識りなんだろう”、と不思議になるほど博識な、
作家の京極夏彦氏や荒俣宏氏が、水木しげるさんのことを非常にリスペクトしているからです。
この方々が、インタビューや対談などで時々水木さんについての話もしていたので、そこから間接的に“凄い人が凄いと言っている人”として、
水木しげるさんのイメージができていました。イベントなどで水木しげるさんを見たという一般の人は、「なんか可愛いいおじいちゃん」と感想を残す人も多かったので、
そのギャップも気になるところでした。

Shigeru_Mizuki

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今回、残念な訃報の報道と共に、生前の水木さんの様子がTVなどで流されました。
私は、今になって初めて水木しげるさんの話している姿を見ることになったのですが、何かしら確固とした自分の哲学が出来上がっている人、にこにことしているけど、
只者ではないおじいさん、という印象を受けました。これは、本人が自分で言っていたことなのか、
京極夏彦さんなど、水木さんの周りの人が判じたことか覚えていないのですが、水木さんは”戦争体験で、何かを一度突き抜けてしまった”人なのだそうです。
もう遅くはあるのですが、水木しげるさんのことがもっと詳しく知りたくなりました。