東京モーターショーで、2ドアスポーツ コンセプトカー「RX-VISION」を披露したマツダですが、
そのコンセプトカーに搭載されていたロータリーエンジンに、世界中の自動車関係者が注目しています。
焦点は、マツダのロータリーエンジン車は量産市場に戻ってくるのか? いつ?どうやって?です。
ロータリーエンジンは、現在主流となっている、爆発による空気膨張でピストンが上下に動く力を利用したエンジンとはことなり、
「おにぎり型」とも例えられる、丸みをおびた三角形のローターが回転することで出力を生み出す仕様の、
特殊なエンジンです。本格的な量産化い成功したのは、世界でもマツダだけというところからも、
マツダを象徴するエンジン技術と言って良いと思います。過去にマツダがフォードと合弁することとなり、
ロータリーエンジンの開発費が削除された時期があったそうなのですが、それでもマツダのエンジニア達は秘密裏に開発を続けて、
見事に新型エンジンを復活させたという、感銘を受けるエピソードもあります。(たしかNHKの「プロジェクトX」でもこの話を取り上げていました)

mazda rotary engine

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ところが、ロータリーエンジンは高回転域での高い出力と、モーター感覚の滑らかな出力変動という長所があるのですが、
低回転域での不安定さと燃費の悪さが仇になり、低燃費を求めるトレンドに受け入れられなくなってしまいました。
スカイアクティブで成功するまで(2012年)の数年間、マツダの業績が連続して大きな赤字を記録していましたが、
その様子は、まるでロータリーエンジンと一緒に心中しかけた様にも見えました。
そのロータリーエンジンが復活する、との噂です。数年前には、レンジエクステンダー
(モーターを回転させるためだけのエンジン)として使われるのでは?との噂も飛び交いましたが、
今回はメインエンジンとして、です。低回転域をカバーする為に電動チャージャー(モーター)がつくことは必須に思われます。
スカイアクティブのラインでも見せた、ローフリクション化と軽量化も使って、
どこまで燃費を抑えた仕様になるかわまだ未知数です。HVがつくとの情報もあります(米国の自動車サイトより)。
登場の時期は、最速シナリオでは、来年にコンセプトカーの披露、そしてロータリーエンジン50周年の2017年に
発売開始と言われます。2020年説もあります。当のマツダからは、「ロータリーエンジンが復活できる日がくると信じる」と
の前向きなコメントはでていますが、具体的な情報のリークはありません。
どの様な姿でカムバックを果たすのでしょうか。本当に戻ってくるのでしょうか。マツダから目が離せません。