14日にトヨタ自動車は、環境問題などを考え、2050年までにエンジンだけで走行する車の販売をほぼゼロにするという計画を発表しました。ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)しか製造しなくなるということです。記者会見の中でトヨタは、中でもFCVがエコカーの本命になるとコメントしています。
FCVは走行時に二酸化炭素を排出せず、また走行距離が長い上に水素の充填時間も短いという大きなメリットがあり、すでにトヨタが発売した「ミライ」に続き、ホンダが来年16年3月、GMが2020年に販売を開始する予定です。

Toyota_Mirai

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一方でディーゼル車での不正問題で揺れるVWは、これからはEV車開発に力を入れると発表しました。複数ブランドで共用する小型EV用のプラットフォームを開発する予定で、まら高級車にもEVを搭載するとのことです。

将来はどのエコカーが主流になるのか、という問いに関しては、すでに前世紀末から様々な議論があり、各自動車メーカーもそれぞれの進路決定をしました。三菱自動車、日産はEV開発に力を注ぎましたが、販売台数は期待より大きく下回っています。電池の改良により、発売当初の製品よりもかなりの改善をみせたとはいえ、EVには走行距離のリミットと長い充電時間、充電スタンドの不足という課題が、未だに全面解決できていません。
FCVは、おそらく多くの人々が想像していたよりも早く、既に販売が実現されましたが、車本体の価格の高さに加えて、FCV普及にかかせない水素ステーションの建設コストも高額で、中短期でどこまで一般ユーザーへの販売台数が伸ばせるか、見通しがはっきりしないところがあります。
皆さんはどのタイプのエコカーに魅力を感じるでしょうか。今後の各社の動向や新車発表がますます気になります。