トヨタのFJクルーザーというモデルを御存知でしょうか。オフロード仕様のSUV車で、
2004年から製造されています。始めは左ハンドル車しか設定がない、
主に北米マーケットをターゲットにした自動車だったのですが、5年ほど前には右ハンドル仕様で日本でも発売が行われました。
初期は、かなりごつい外観をしていましたが、最後のモデルチェンジ後は、
少し丸みを帯びて可愛らしさも感じられるエクステリアになっています。このFJクルーザーの製造は昨年で終了したのですが、
今アメリカでは、このモデルの中古車価格が驚くほど高騰しているそうなのです
当然アメリカにも、日本と同様にプロの中古車ディーラー用のオークション市場があります。
中古車を売った経験のある人はよく知っているかと思いますが
(当然、ユーザーからの買取り価格とオークション価格との間に多少上乗せはありますが)、
走行距離が10万キロを超えていたり、年式が5年以上前の車には、一部の高級車を除いては、大した値段はつきません。

Toyota FJ Cruiser

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ところがです、アメリカでは、ディーラー同士がオークションでビットし合って値段を吊り上げ、
中には10万キロ以上走っている中古車が、新車価格の60%ほどの値段で買い取られたというケースもあるそうなのです。
トヨタがFJクルーザーの販売を終了したのは失敗だったのでしょうか?いえ、そういう訳でも無さそうです。
ジープなどの競合車の中古車市場は落ち着いていて、オフロードSUVの需要自体が突然高まったわけではなさそうです。
つまりは、製造が終わってしまったモデルへの無いものねだりの気持ちが盛り上げている特需現象らしいのです。
日本の自動車メーカーのモデルが海外でそこまで愛してもらっていた、というのは少しうれしい気分がします。