水素燃料電池自動車の開発でトップを走るのは?と質問されたら、
「それは当然、もう自動車を販売しているトヨタでしょう?」と思っていたのですが、
最近どうも自信が無くなってきてしまいました。メルセデス・ベンツは2017年には燃料電池車を市場に出す、
と言っていましたが、それがこの秋に発表したばかりのGLCをベースにしたモデルになる、
お披露目は2016年フランクフルトモーターショーになるであろう、などと話が具体化してきて、
これは本当に発売するつもりなのだとの実感が湧いてきました。そういえば、メルセデス・ベンツは2003年に
Aクラスベースの燃料電池車をフランクフルトモーターショーでお披露目、その後3万キロを走破してみせています。

Hydrogen car

Sponsored Link


そして、あのGMまでもが水素燃料車の開発、評価を実際に行うといいます。
こちらは、アメリカ陸軍からの要請とも言われていますが、ベース車はトラックまたはオフロード用バンになるといいます。
水素自動車の走行時の静かさと走行距離の長さに軍が着目したらしいのですが、爆撃された際の危険性を考えると、
本当に軍用車への燃料電池システムの投入が実現するのかは疑わしい思いもするのですが、軍+GMでの長期にわたるテストが行われるのは確かな様です。

水素燃料電池車とは、ここまであちらこちらの自動車メーカーが開発できてしまうほど、
簡単な技術だったのでしょうか。(但し、ベンツは日産、フォードと開発に協力体制を敷いていますが)電気自動車は、
基本的な技術は早々に確立できていて、あとは継続走行距離=電池改良と、充電ステーションなどのインフラとの戦いでした。
燃料電池車も、技術力がネックなのではなく、インフラが整わないという懸念が理由で、
本格的開発を見合わせているメーカーが多いのでしょうか?ハイブリッドに続いて、FCV技術でも日本が世界の最先端、
というポジションが、電気業界での苦戦が目立つだけに、ちょっと嬉しかったのですが。
3年後、5年後には果たしてどうなっているのか、気になるところです。