現在ギリシャに対する欧州連合などの支援交渉が土壇場を迎えている。
ユーロ圏19カ国が16日開いた財務相会合においては、
厳しい緊縮策を伴う現行支援策の全面見直しを訴えるギリシャと、
継続を求めるEU側の溝が埋まらず終わってしまった。
EU側としてはギリシャが20日までに支援延長を受け入れない限り、2月末で資金供給などを打ち切る方針をとっている。
財政破綻が現実味を帯びる中でギリシャのチプラス政権はまだ3週間にして崖っ縁に追い込まれている。

ギリシャでは、チプラス氏率いる急進左派連合が、
厳しい緊縮策を伴う支援策をギリシャに人道的危機をもたらした原因であると攻撃し、
先月の総選挙で圧勝を果たした。
支援延長を受け入れれば政権交代1カ月足らずで公約を破ることになり国民の非難は免れることはできないだろう。
急進左派の議席は過半数に達していない。もし党内強硬派や連立相手の右派政党が離反すれば政権崩壊に追い込まれる可能性もある。

Greece_ギリシャ危機

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その一方でドイツは、ギリシャが徹底した財政再建努力を行うことを条件に2450億ユーロ(日本円約33兆円)もの
大きな支援を行ってきた。もしギリシャを特別扱いすれば自国の納税者の不満が噴出するだけではなく
スペインなどの周辺国に反緊縮の動きが広がる可能性が想定される。
ドイツなどの議会手続きに間に合わせるには週内での支援要請が必要不可欠で、
ドイツのショイブレ財務相は16日に問題は、ギリシャが信頼を取り戻す道を選ぶかどうか次第であり、
現行支援以外の選択肢はないのですと話した。

参照:
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毎日新聞