2014年はもうあと少しで終わりだ。今年1年を振り返ってまとめてみた。

今年もいろいろなことが世界では起こった。
例年同様に暗いニュースが大半を占めているが、
ドイツのサッカーワールドカップ優勝など明るいニュースもある。
以下が2014年に起こったことのまとめ第1弾だ。

IS_イスラム国

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・イスラム国のシリア・北イラクでの台頭

テロ組織ISIS/ISILは2014年に入って以来、反アサド体制の組織からの武器の援助などを受け、
軍事力を強化し、政権奪取を目的にイラクの各都市を攻撃始めた。

2014年6月29日にはイスラム国家の樹立の宣言とIslamic State(イスラム国)を国名として採用する事を宣言した。
イスラム国はシリアのラッカを首都と定めており、
すでに一部住民は税金を納める義務があり、国家としての体制を徐々に整えている。

また、2014年11月13日には独自の通貨を発行する事を発表している。
通貨の流通で経済の統制、国家としての形を整える事をイスラム国は狙っている。

イスラム国の戦闘員は当然ながらシリアの人間が属してはいるが、
世界80カ国以上から約1万5千人の戦闘員が集まっている。
現在、ヨーロッパなど各国からイスラム国へ参加しようとしている若者が増えている事が社会問題になっている。
イスラム国は世界中の若者をシリアに呼ぶためにSNSのサイトを巧みに駆使している。
直でシリアに入国する事はできないので、トルコ経由で入国するともメディアによって報告されている。

MH17_マレーシア機

・消えたマレーシア機、撃墜されたマレーシア機

2014年3月8日にマレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かっていた
マレーシア航空の370便はタイランド湾上空で消息を絶ち、未だに行方不明となっている。

同機の乗員・乗客の行方は依然として判っておらず、
機体の全体もしくはその一部、ブラックボックスも発見されていない。
未だに消息を絶った原因も不明となっている。

事故当時のマレーシアのナジブ首相の会見では、
何者かが同機から送信される通信を切断し、進路変更をしていた可能性が高いと見られていた。
つまり、ハイジャックされた可能性もあるということだ。
この会見の中で通信衛星の最後の受信時刻が、離陸の約7時間後である8日午前8時11分であることが明らかにされている。
そして、マレーシア軍のレーダーが捉えた西へ向かっていた物体を同機と断定している。
この情報に基づいて370便が向かった先はカザフスタンとトルクメニスタンの国境からタイ北部にかけて、
もしくはインドネシアからインド洋南部の海域になるという見方が発表されている。

また、他人のパスポートを所持し、登場していた2名の男性についても当時多く報道されていた。
どうやら2人はイラン国籍の男と見られ、北京で乗り継ぐアムステルダム行きの航空券も購入していたため、
麻薬密売組織や人身売買組織が疑われていた。他にも2人が不正旅券の疑いがあったり、
中国人男性1名の旅券番号は実際には一度も出した履歴は無く、本人も出国していなかったことが確認されている。
さらには、5名が直前に搭乗をキャンセルしていた。この5人の荷物はクアラルンプールで取り出されたと確認されている。

また、同機のパイロットのザハリエ機長が計画したハイジャック説というのも各メディアにて報じられている。
メディアの報道によれば、事故前日にあった野党人民正義党党首アンワル・イブラヒム氏の
同性愛行為に関する事件の控訴審があり、無罪の一審判決が破棄され、
禁錮5年の実刑判決が下されていた。マレーシアでは同性愛自体が違法行為となっているが、
ザハリエ機長がこの判決に憤りを示したの情報も報道されている。
アメリカの共和党議員も「最初から機長と副操縦士に目を向けるべきだったと」話す。
未だに機体の一部も見つかっていない事件だが、事の真相は2015年に明らかにされるのか!?

マレーシア航空の悲劇はこれだけでは終わらなかった

2014年7月17日にオランダ・スキポール空港からマレーシア・クアラルンプール国際空港に
向かっていたマレーシア航空17便は現地時間の17時15分ごろウクライナのドネツク州にある村に墜落した。
西側メディアはロシア及びウクライナ東部で活動する親ロシア派の軍が関与していると報道するが、
ロシア側はこれを否定している。

墜落した場所はロシア国境から約40km離れており、
そこに同機の残骸と乗客の遺体が確認されている。
乗客のほとんどはオランダ人で、オーストラリアで開かれる国際エイズ学会へ向かっていた関係者が多く搭乗していた。

西側とロシア側の主張が異なる中、
酔っぱらった分離独立派が遺体を無造作にトラックに積み上げるなど、現場の証拠を妨げているなど、
ブラックボックスを回収したなどの情報も報じられていた。

また、事故後に武装兵力や近隣住民による遺体や遺品からクレジットカードなどの貴重品類の略奪も相次いだ。
このことを受け、各クレジットカードは詐欺防止のアナウンスを行った。

事故後のウクライナの主張は、「親ロシア派のテロリストが対空ミサイルを使用して、同機を撃ち落とした」で、
親ロシア派勢力のドネツク人民共和国は「上空1万メートルを飛ぶ機体を撃ち落とせる武器は持っていない。
ウクライナ空軍の戦闘機による犯行だ」と主張する。

事故同日には、分解された対空ミサイルシステムを載せたトレーラーがルガンスク州のクラスノドンで
ロシア・ウクライナ国境方面に向かうところを撮影したとウクライナ内務省は発表している。
また、親露武装勢力が旅客機を撃ち落としたミサイルをロシアに運んで証拠隠滅を行おうとしていることを非難している。

何人かの航空エキスパートは「もしドネツク上空で撃墜されたなら機体はウクライナ内ではなく、
ロシア国内に墜落するのが自然だ。しかし、500km以上離れているキエフ上空で
撃墜されたならドネツクに墜落したことの納得がいく」と解説する。
ウクライナ側の事故の関与も未だに否定できない状態となっている。

2014年11月17日のロシアの番組でMH-17便は空対空ミサイルで撃墜されたことが、
西側の偵察衛星から撮影されたと思われる戦闘機からミサイルを発射した直後の写真を掲載した報道を行っている。

この事件の真相も2015年には明らかになることが世界中で願われている。

この2つの事件を受けて乗客が激減し、2014年8月29日には従業員2万人のうち6000人を削減することを発表している。
さらには2014年末までに上場を廃止するとしている。

今年海外で起こったこと・2014年まとめへの海外反応

イスラム国は来年も色々やらかすんだろうな。。。

マレーシア機の件は2つとも早く真相が明らかになることを願いたい。

なんかどれも西側とロシア側なり、シリア側なりの情報戦にしか見えない。

 

参照:

FAZ
Zeit
Wikipedia