ドイツ・フランクフルト近郊の街オッフェンバッハで、
2014年11月15日の早朝の時間帯にあるマクドナルドの店内のトイレで2人の女性が複数の男から嫌がらせをされる騒ぎがあった。
そこに友人と来ていたトルコ系ドイツ人のトゥーチェ・アルバイラク(23)さんは2人の女性を助けようと仲裁に入った。
その時には、他の店内にいた客も助けに入ったようだ。
しかし、アルバイラクさんとその友人達がマクドナルドを去ろうとした時に状況は一変した。

マクドナルドの駐車場で、1人の男がアルバイラクさんを殴った。
殴られたアルバイラクさんは地面に倒れ、動かなくなった。
この時の様子は後に公開された防犯カメラの映像にも映っている。

アルバイラクさんはその後病院に運ばれたが、脳死と診断された。
数日後延命措置をとっていたが、彼女の家族の希望で彼女の誕生日であった11月18日に延命装置を止め、
23歳という若さでトゥーチェ・アルバイラクさんはこの世を去った。
この日には、約1500人の人がアルバイラクさんがいた病院の前に集まった。

Tuğçe Albayrak_トゥーチェ・アルバイラク

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各メディアはその犯人はセルビア系の18歳の少年であると報じている。
どうやら、この少年も最初に2人の女性が嫌がらせをされている時にその場に居合わせていたようだ。
また、2人の女性は13歳から16歳と推定されている。この2人の行方は未だ不明だ。

事件後、ドイツ各地では、黙祷やデモが行われている。
また、セキュリティの甘さを理由にマクドナルドへも批判が集まっている。

国内を始めに世界中でこの事件について触れられている。
ドイツでは、サッカーチームのアイントラハト・フランクフルトのスイス人ハリス・セフェロヴィッチは11/30のドルトムント戦でゴールを決めた際に、
ユニフォームの下にトゥーチェ・アルバイラクさんへのメッセージを書いたTシャツをピッチで見せた。
また、オッフェンバッハのサッカーチームも今回のアルバイラクさんの市民としての勇気を讃え、各選手がそれぞれの母国語でメッセージを話すビデオを公開している。

Haris Seferović_ハリス・セフェロヴィッチ

イタリアの新聞 La Stampaは「マクドナルドの天使」と讃え、スペイン紙El Mundoは「勇気の殉教者」、
トルコのメディアは「勇敢な心」とアルバイラクさんのことを報じている。
特にアルバイラクさんがトルコ系であることからトルコでもドイツでの悲報は多く報道されている。
また、イギリスメディアは、トゥーチェ・アルバイラクさんがドイツの英雄として讃えられていると報じた。

今後は、行方がわかっていない少女2人の証言がこの事件の行方を大きく左右することになるだろう。

 

勇気あるトルコ系ドイツ人の女性トゥーチェ・アルバイラクさんの事件への海外反応

助けようとした人が被害者になるケースはよくあるんだよね。本当に残念。

これから社会で活躍しようとしていた貴重な人が亡くなったのは本当に遺憾です。

R.I.P. トゥーチェ

ご冥福をお祈りします。

公平に犯人が裁かれる事を願います。

その不明の少女が早く現れる事を願う。だけど、そんな時間にその歳の子がなんでマクドナルドに!?

今ドイツでこういう事件が増えているんです。市民はお互い同士助け合わなければいけないんです!

 

参照:

Bild
Focus