マクドナルドが低迷しています。期限切れ鶏肉や異物混入というスキャンダルが続いて売り上げは大きく落ち、
2015年1−9月期連結決算は、最終損益が292億円の赤字という、、上場以降最悪の結果となりました。
年内には全国で100件以上の店舗が閉店する予定ですが、そんな閉店用のポスターのデザインが、
「切なすぎる」と話題になっている様です。ポスターには、マクドナルドのおなじみのキャラクタードナルドが、
こちらに背中を見せた後ろ姿で手を振り、その横には“See  you” との文字が書かれています。
マクドナルドには、子供時代から馴染みがありますが、後ろ姿だけのドナルドなんて、そういえばあまり見た記憶がありません。

McDonald’s

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異物混入などの問題が起きる前から、日本マクドナルドでは、経営者交代による混乱が起きていた様に思います。
ここ10年ほどのマクドナルドを見ていると、業績や集客率によって、商品の売価を上げたり下げたりと方針が変わり、
何がしたいんだかよく解らない、といった印象をもっていましたが、その裏にはCEOの交代とそれに伴う方針転換がありました。
2013年から現在までのCEOはカナダ出身のサラ・カサノバ氏で、2012年まではマレーシアのマクドナルドのCEOを務めていた女性です。

McDonald’s

その前任者が原田泳幸氏で、2004年から長くマクドナルドを引っ張ってきました。
その間に、24H営業店の増加、バリュー価格を見直してメガマックやプレミアムローストコーヒーを取り入れる
(全て米国で成功した取り組みです)などの改革を行い、集客率を上げるという実績をのこしてはいますが、
賛否両論がある舵取りではありました。チープなイメージの改善には貢献があったと思いますが、
替わりに日本のオリジナルメニューは激減して、営業時間時間延長や、コーヒーでの集客、
作り置きをなくすことなどでスタッフの負担は増え、それでも純利益はそれほど上がりませんでした。
トップが交代してからはスキャンダルが続き、今マクドナルドはどん底状態に位置していると言えるかもしれません。
近所にないと、すごく困るわけでもないのですが、なければないで寂しいのがマクドナルド。
あのドナルド・マクドナルドの悲しいポスターをもう見なくて済むように、今後の巻き返しに期待したいと思います。