現在ドイツでは生活保護のあり方を巡って様々な議論がなされている。
ドイツでは生活保護はハーツフィア(Hartz-IV)と呼ばれている。

よく指摘される点としては、ドイツの輸送サービスのDHLで働くくらいなら生活保護を受けた方がましだという意見だ。
なぜならDHLは数年前にノルマ制を変更し、配達者にとってより酷な状況となっている。
給与も平均的に生活保護と変わらないあるいは少ないといったことが報告されている。

10年来生活保護を受けているフェッセルマンさんは2004年の10月に生活保護を申請し、
最初の振込みが12月31日にされた。
「その時にはまだ受けていた失業者保険の最後の振込みがありました。
口座には十分なお金が振り込まれていました」

現在受けている生活保護の内訳だが、
ドイツのビルト紙によれば、
1ヶ月当たり2,200 Euro(日本円で約30万円)
そのうち1,150 Euroが家族4人分に割り当てられ、
680 Euroが家賃に、368 Euroが子供のお金に振り分けられている。

「これでやりくりできない人はお金とうまく付き合えない人でしょう。
このお金は十分な額です。しかし、生活保護から抜けることは私たちにとって不可能なんです」と話す。

Hartz-IV_生活保護

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また、ドイツ国内では、生活保護の第2世代、第3世代の問題も議論されている。
つまり、生活保護の家庭に育ち、結局職に就くことはせずにそのまま生活保護を受給する道に行くというものだ。
ドイツでは失業率が高いと知られる一方で、生活保護受給者の数が増えている。
ベルリン州ノイケルン市では過去数年の間に市が約7,000の職のポストを募集したことがあったが、
応募した人はごくわずかだったということも報告されている。
失業率が高いことに対する矛盾が起こっているのだ。
一度入ったらなかなか出ることのできないドイツの生活保護制度。
早急なシステム改革が求められるところだ。
2015年にもドイツ国内で大きな議論がなされるテーマの一つだ。

1度受給したらなかなか抜けられないドイツの生活保護システムへの海外反応

下手な仕事をするくらいなら生活保護をもらったほうがましというのはリアルな意見だよ。

労働することへの意欲の低下ともらえる給料の額のバランスがいかに重要かということだね。

今ニーチェが生きていたら今のドイツ人には失望するだろうねw

去年からのドイツの主なテーマはずばり、生活保護問題、難民問題だろうね。

ドイツもこのままフランスみたいになり下がるのだろうか。。。

参照:
Bild
Spiegel
FAZ