1970年代から20世紀終わりごろまで西ドイツの政府関係施設や関係者を
ターゲットにし、テロ活動を行ってきたドイツ赤軍通称RAF
(Rote Armee Fraktion)だが、未だ残党は活動しているようだ。
未だに未解決のRAFが絡んでいる事件が多く残っているとされる。

RAF

昨年にはヴォルフスブルグとブレーメン近郊の町で現金輸送車が襲撃される
事件が起こっていた。この事件にRAFテロリストの
エルンスト・フォルカー・シュタウプ(Ernst-Volker-Staub)、
ブルクハルト・ガルヴェーク(Burkhard Garweg)と
ダニエラ・クレッテ(Daniela Klette )が関わっていると見られている。

ドイツ警察は、容疑者1名の似顔絵写真を発行した。
これがシュタウプのものか、ガルヴェークのものなのかはわかっていない。
ヴォルフスブルグの犯行時には容疑者1名だけマスクをしていなかったようだ。
警察は目撃者の情報からこの似顔絵を作成した。

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シュタウプ、ガルヴェーク、クレッテはいあわゆる「RAF3世代」に
属していると言われる。そのメンバーたちは未だに武装し、姿をくらましているようだ。

RAFの起源は1960年代の学生運動に遡る。
この時に反帝国主義、反資本主義として極左グループが形成される。
その後日本の赤軍に影響を受け、ドイツ赤軍に名前を変え、
その後レバノンの軍事施設でメンバー達はトレーニングを積んだ。
よく知られているのは、ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件だろう。

ドイツ赤軍

この事件は当時1977年に休暇帰りの乗客を乗せたスペイン・マヨルカ島発
フランクフルト行きのルフトハンザ航空181便がカップルを装って登場していた
パレスチナ人ゲリラによってハイジャックされた。
その後、燃料補給他のため181便はローマへ向かった。
この犯行はパレスチナ解放人民戦線が実行したものの、バックにはドイツ赤軍がいたのだ。
その後、ドバイ、バーレーンなど転々としたが、各国から着陸許可は降りなかった。
最終的にソマリアのモガディシュに着陸したが、その後ドイツのに制圧され、
容疑者3名は射殺され、1名は逮捕、乗客は全員無事に救助された。
このハイジャックで殺害されたのは、ユルゲン・シューマン機長だけだった。

参照:
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