先日のボスニア・ヘルツェゴビナが欧州連合に加盟を目指すという一見、
明るいニュースが流れたが、その裏で、今ボスニアを始めとする
バルカン半島諸国の一番の問題は、国内でのイスラム国戦闘員の斡旋である。
現にシリアで活動する戦闘員の中でバルカン半島出身の者が多いことも確認されている。

ボスニア_テロリスト

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの北にあるオシュヴェ(Ošve)という村に、
多くのサラフィー主義者やジハディストが生活していることが最近多くボスニアを始め、
ヨーロッパで報じられている。村には、ムジャーヒディーン(ジハードを遂行する者の意味)
の旗が掲げられている。ボスニアのこのような村からシリアにイスラム国やアル=ヌスラ戦線と
共に戦うために行くボスニア人が多いのだ。他のヨーロッパ諸国で、
これほどまでに戦闘員としてテロ組織に加わる人がいる国はない。

バルカン半島からのイスラム国戦闘員やジハディストはもはや
ヨーロッパでの脅威となりつつある。
現にパリの事件で明らかになったように、容疑者がシリアから渡航し、
ギリシャ、セルビア経由で西ヨーロッパ諸国へ渡るケースや、
オーストリアの難民キャンプでもテロ容疑に関係する男が逮捕されたりなど、
この難民危機に便乗して、テロリストが渡ってきたり、
バルカン半島でテロリストへの斡旋などが行われていることは事実としてあるのだ。

Sponsored Link


また、いわゆるイスラム国の訓練所(キャンパス)は現時点で、
ベルギーとボスニアにあるとされている。現にパリの事件で、
話題になったベルギーの問題区域・シント=ヤンス=モーレンベークから
多くのテロリストが居住していたとされる。
モーレンベークは西ヨーロッパのテロリストの温床となっている。
特にテロ計画などを立てるには、モスクが最適だと言われているように、
あるいは、街にある問題地域(警察も立ち入るには覚悟がいるような)などで、
テロリストの要請や斡旋が行われているのだ。

このままでは、数年後にはヨーロッパ各地にテロリスト温床となる地域が出てくるのでは?

参照:
Welt
Twitter