ドイツ首都ベルリンの住宅街で知られるプレンツラオアーベルク地区にある
難民施設で夜間の警備員が襲撃される事件が発生した。
少なくともシリアやイラク出身の難民がこの事件に関わっているとされる。

難民によるテロ事件が多発

事件が起こったのはプレンツラオアーベルク地区のシュトルコアー通りにある
難民施設だ。この建物はかつて電力会社バッテンファル(Vattenfall)の
オフィスとして使われていた。今では主にシリアからの難民のための
施設として使われている。

7月30日土曜日の夜に最低でも10人のシリア・イラク出身の難民が
自身の施設の警備員を鉄の棒や椅子で襲撃した。被害に遭った警備員の
同僚が助け、逃げようとするも難民は追いかけ、殴りかかり、
最終的には鉄の棒や椅子を投げつけた。その後現場に到着した警察が
犯人らを取り押さえ、逮捕した。しかし、その後容疑者らは釈放されている。
被害者は病院で治療を受けた。

昨年のドイツへの難民殺到が始まって以来ドイツの各地では、
難民間の暴動や施設職員への暴力が後を絶たない。
昨年にはベルリンの旧空港のテンペルホーフの施設で、
食事に腹を立てた難民数名が暴動を起こし、その際にも多くの警備員と
施設長が攻撃され怪我を負った。この際には約150名の警察官が動員された。

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これまでに1万以上の難民による犯罪が確認されている。
そのうちの多くは窃盗罪だ。ドイツ各地で治安が悪くなったされる地域の
スリや窃盗事件は急激に増えている。
それ以外にも文書偽造罪や性的犯罪なども確認されている。
先月末に立て続けに起こったドイツ国内でのテロ事件を受け、声明を発表した
メルケル首相だったが、自身のこれまでの難民政策を擁護した。
しかし、ドイツ国内の世論調査によれば、ドイツ人の8割がテロへの不安、
治安悪化への懸念を抱いているとしている。
2017年にはドイツ首相選挙が予定されている。