貧困と飢餓の危機で国民が苦しむ中、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領が
92歳誕生日のお祝いのため豪華なパーティーを開いた。
Simbabe Präsident feiert 92 geburtstag
誕生日から6日後の27日に、5万人の客を呼び国家最大の都市ハラーレにある
グレート・ジンバブエ遺跡で盛大に行われた。
地元メディアによると今年の誕生日パーティーには70万ユーロ(約8680万円)
以上が費やされ、パーティーの料理のために60頭の動物や、100㎏近くの
ビーフなどが振る舞われるという。

昨年2015年には、世界三大の滝である国内のビクトリアの滝(Victoria Falls)
近くのホテルのゴルフコースで盛大な誕生日パーティーを行って約100万ドル
(約1億2千万円)が費やし、絶滅に瀕しているゾウの肉を調理して提供したことも
大きな問題となった。

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今年アフリカでは強いエルニーニョ現象による過去30年で最大の干ばつに見舞われている。
政府によれば現在ジンバブエでは3万人の国民がこの長く続く干ばつによる食料不足で
苦しんでおり、これに伴ってムガベ大統領は2月頭に14億ユーロ(1736億円)の国際的
な支援を願い出ている。
ジンバブエに暮らす元教師の男性は、“現在自分は無職でまともな食事もほとんどとれない、
大統領が力を注ぎたいのはこれ(パーティー)なんだ”と話す、ジンバブエの失業率は80
パーセントにのぼる。
ムガベ大統領はジンバブエ初代首相で、2代目大統領、国家を独立運動に導いたとして人気
が根強いが、独裁政権で知られており、欧米からの非難を浴びている。

経済状況の悪いジンバブエでは大統領の金の使い方に対し毎年論争を呼んでいる、
大統領のパーティーはいつまで続けられるのか。

参考
Focus