今週水曜日に現在のヨーロッパの難民危機を打開するためにバルカン半島諸国を
呼び行ったウィーンでの会合が現在物議を醸している。
そこに呼ばれなかったギリシャは、今回の件を受けて、
オーストリアのギリシャ大使を呼び戻す措置を取るようだ。

マケドニア国境での難民

オーストリアのバルカン半島諸国との難民危機対策への共同は、
オーストリアとギリシャの外交関係を害しているようだ。
マケドニアなどのバルカン半島諸国が国境でのコントロールを強化
することにより、ギリシャに多くの難民が留まることをギリシャ政府は
懸念している。ギリシャ首相のアレクシス・チプラス氏は、
EU諸国がギリシャの難民危機での責任を評価しない場合、
欧州議会の決定をブロックすると水曜日夜に発表した。

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現在たいていの難民はバルカン半島を通り、オーストリア、ドイツに
辿り着いている。この通過地点のバルカン半島諸国及びオーストリアは、
新たに来る難民の数を減らすことを目標に共同を掲げている。

金融危機に揉まれるギリシャは、さらに厄介な難民問題とも対峙しなければいけない。
ヨーロッパへの出発点となるトルコから来る難民の最初のEU到着地はギリシャとなる。
後に引けない難民たちはギリシャにたまり、バルカン半島に行くチャンスをうかがっている。

その一方で難民の密航斡旋者たちは新たなルートを探し、現在アルバニア経由のヨーロッパ、
あるいは、フェリーのコンテナに隠れてイタリアへのルートが確認されている。
結局は、EU各国と密航斡旋者のイタチごっこになっているのではないか。

参照:
FAZ
n-tv
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