EU加盟国28か国とトルコの首脳が集まりブリュッセルで、ヨーロッパへの難民、
移民問題にいて協議が行われた。

eu türkei gipfel 07,03,2016

全て移民はいったんトルコへ送還

シリアなどからの難民が経由するトルコ、多くの難民がここから船でギリシャの
離島に渡りヨーロッパを目指す。
EUはアフリカや中東から職や豊かな生活を求めてヨーロッパを目指す“経済移民”
の送還をトルコに求める考えで臨んだ。
トルコのダウトオール首相は、密航業者の手を借りてギリシャに渡る経済、戦争全て
の難民をEUが一度トルコに送り返し、
シリアなどからの戦争難民の続きをトルコで行い、直接EUに移住させる。
経済難民を一人送還したら、トルコにいるシリア戦争難を1人EUが受け入れるという新たな案
を出した。経済難民は国に送還する。
この条件としてトルコ側はEUからの難民支援金30億ユーロ(3700億円)の倍増や、同国民の
ヨーロッパへのビザ免除、遅くとも6月終わりには、トルコ国民がシェンゲン国、EUへビザなし
で入国できるよう求めている。
トルコはすでに、250万人以上のシリア難民を受け入れている。また、シリア、アレッポでロシア軍
による空爆やアサド政権と反体制派の戦闘が激化したことにより新たに7万人近くのシリア人がトルコ
国境に向かった。

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今回のシリアの問題や他の危機でEUはトルコとの戦略的な関係を発展させていくことがいかに大事
かが明らかになった。
7日に行われた協議でEUとトルコは最終的な合意にはいたらず、17日に再協議し、
来週末までに合意したいとのことだ。

2015年難民申請人数

EU統計局によれば2015年にEU内で難民申請した人は約125万500人に上り、2014年
から倍増している。内戦の続くシリアから36万人と3分の1以上にあたり、アフガニスタン、
イラクが続く。

参考
SPIEGEL