ギリシャから再び難民送還が開始

8日から、ギリシャからトルコへ難民・移民の送還が再開された。

Flüchtlinge werden wieder nach der Türkei ausgeschoben

EUとトルコによって合意され今月4日から開始された
ギリシャに違法に渡り申請を行っていない難民をトルコに送還するという対策で、
初日の4日はレスボス島とヒオス島からおよそ200人の難民・移民たちがギリシャ
からトルコへ船で送還された。

しかし、翌日からは多くの難民らが港や収容所で抗議し、送還されないようまた
は時間を遅らせようと今までギリシャで難民申請していなかった多くの人たちが
申請し始め混乱が起きた。
この政策に関して人手も足りていないことから、初日の4日以降は難民・移民が
トルコに送還されることはなかった。

Sponsored Link


しかし、8日朝に再開され、レスボスから難民45人が警官に付き添われ
トルコのディキリ港へ船で向かった。

もう一艘の船はコス島とサモス島から95人を乗せレスボス島に向かった。
この島からトルコへ送り返すためだ。

活動家らは、この難民への“国外追放”政策に抗議の姿勢をみせている。
人権団体のアムネスティは、難民の送還先のトルコが安全な国ではない
として、危険地域への送還は人権侵害に当たると批難している。

 

難民で溢れかえるギリシャの現状

今もギリシャ内で難民による送還に反対する抗議活動が行われ、緊迫した
状況となっている地域少なくない。

サモス島では7日に、移民・難民らが収容所から脱走、島の中心地の道路で
動き回り「トルコに連れ戻すなら、ヨーロッパに向かうためにギリシャ本土へ連れ
ていけ」とトルコへの送還の中止を要求する抗議活動を行った。
刃物を持っている難民もいたといい、混乱が続いている。

参考
Spiegel