ベルリン映画祭金熊賞ドキュメンタリー映画出演のバルトロ医師も名乗り出る

Flüchtlingsbaby löst Solidarität in ganzen Italien aus

 

6月間近と暖かくなったイタリアでは、ヨーロッパを目指し船でシチリア
の島へ渡ってくる難民の数が再び増加し、転覆事故などで多くの人々が
命を落としたというニュースが飛び込んで来る。

そんな中、母親がいない状態で一人でイタリア、シチリアのランペドゥ
ーザ島にたどり着いた9カ月の女の子にイタリア中から養子申請の声
が上がっている。
マリ出身の幼児の母親はリビアから地中海を渡航中故障していたモーターに
より重度のやけどを負って命を落とした。母親と一緒にリビアから同乗
していた数十人の難民のうち1人の女性が島にたどり着くまで、幼児の
世話していたという。

この出来事をイタリアメディア”La Stampa”が26日に報じたところ、イタリア
全土からから多くの家族が、親を失った9カ月の女の子を養子にとろうと声
を上げており、ランペドゥーザ島では電話が鳴りやまないほどだという。

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同島に住むピエトロ・バルトロ医師(Pietro Bartòlo)も女の子を引き取ろうと、
必要な申請を行っている。
バルトロ医師は2016年ベルリン映画祭の金熊賞を獲ったジャンフランコ・ロージ
監督のドキュメンタリー映画作品「Fuocoammare  (海の火)」のキーパーソンと
して出演している。
この映画は難民流入問題で揺れるヨーロッパの中で、命を危険にをさらしながら
船で地中海を渡ってくる難民たち、彼らが辿り着くイタリアの小さい島ランペドゥ
ーザ島を描いたドキュメンタリーだ。

 

現在60歳のバルトロ医師約30年前から同島にたどり着いた移民らの世話をしており、
5年前にチュニジア人の17歳の少年を養子として迎えている。

 

同26日リビア沿岸で約100人を乗せたボートが沈む事故があり20~30人が命を落とした
のニュースがあった。難民らはスペイン籍の船に救助され、同時に海に投げ出され木
のボートにしがみついていた難民らに飛行機から救命胴衣を落とすなどの措置をとった。
犠牲者の数ははっきりと発表されていないが、88人が救助されたとイタリアの沿岸警備
隊の広報が説明した。

参考
stern