北海道が面するオホーツク海は、世界中でも最も南で流氷が観察できる場所なのだそうです。ロシアのアムール川河口で出来た氷が、だんだんと成長しながら風や海流に流されてやってくるのですが、塩分の濃度が2重になっているオホーツク海は、深い日本海と比べて、氷が整形される温度まで素早く下がる為に、毎年流氷観光ができるスポットとなっているのだそうです。流氷ウォッチのベストシーズンは、2月中旬から3月上旬までとのことです。丁度半島が流れてくる流氷を食い止める形になる為に、知床半島の西側では特に安定して観測ができるとも言います。

流氷観光とは、流氷を眺めるものだなどと思っていたのですが、最近では氷の上を歩く、または下を潜るという、聞いたたけで凍えそうなツアーも多く開催されているそうです。

Galinko

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その中でも、ちょっと気になる存在が「ガリンコ号」です。現在は1代目は引退して、「ガリンコ号Ⅱ」が稼働しているそうですが、実は初代「ガリンコ号」は、三井造船のアラスカ油田開発用実験船、(でも船名はなぜか「おほーつく」。実際にアラスカには出動しなかったのでしょうか?)を、実験終了後に改造して作った、世界初の流氷砕氷観光船だったのです。昭和62年から始動して、のべ8万人を流氷の海に乗せていったのだそうです。

まず、「ガリンコ号」というネーミングが、流氷砕氷船としての気合いが感じられて何とも良いと思います。しかも、その癖に、夏も観光船、釣り船としてちゃっかりお仕事をしている働き者な姿も良いと思ってしまうのです。

そんな「ガリンコ号」は、二代目に現役を譲った現在は、紋別にあるゴマちゃんランド裏手に展示されています。