ご存知のとおり2020年の夏季オリンピックが東京で行われます。
めでたく開催地に選ばれたのはうれしいですが、色々と課題は山積みの様で、その中の一つが宿泊施設の不足です。東京都の予測によれば、一日の来場者数は92万人とのこと。国内外から、ただでさえ混み合う首都に、多くの観戦客がおしよせることになるからです。

そんな状況の中、東京のホテルに注目すべき動きがみられます。

先日、「ホテルオークラ」が本館の立て直しに着手しました。建設後50年と老朽化が指摘されていて、立て直しは長く検討されていた様ですが、五輪開催決定に背中を押されたかたちになりました。再開は2019年を予定していて、今からどの様な姿で本館がリニューアルされるのか楽しみです。

Tokyo_Olympic

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また、2014年には、“究極の隠れ家”との異名を持つ世界的な高級リゾートホテルチェーン、「アマンリゾート」が、大手町タワーに同グループでは初となる、都市型ホテル、「アマン東京」をオープンさせました。アマンリゾートホテルの特徴といえば、リゾート地のあまり交通アクセスが良くはない立地に、ヴィラ型で、現地の味を活かした独特の雰囲気を持つ個性的な、そして宿泊料金が驚くほど高いホテルを造っていることですので、「アマン東京」はかなり例外的な存在だといえるでしょう。宿泊料金も4万円代からと、アマンホテルとしてリーズナブルなもの。カフェやレストランは、場所柄もあり大人気となっている様です。

そして大手町には、和風ラグジュアリホテルの星のやグループが、「星野や東京」を2016年にオープン。こちらも、和風旅館スタイルがスタンダードのホテルグループが、都会のビルの中に進出するという、面白いコンセプトになっています。一体どんなホテルが出来上がるのでしょうか。

東京の老舗ホテルは、前の東京オリンピックの為に建設されたものが少なくありませんが、次回のオリンピックに向けては、新規ホテルの開業は続きますが、オリンピックの後のこも考慮する為に、前回の様な大開業ラッシュとはならずに、質にこだわったホテルがいくつか増える模様です。

東京で宿泊施設が不足すれば、その近郊のホテルへとゲストは分散するわけですが、そうなれば輸送機関のキャパシティーの問題が更に深刻になります。

日本の通勤ラッシュは世界的にも有名ですので、運悪通勤時間の電車に乗ってしまった海外からのゲストには、良い思い出だと諦めてもらいたいのですが、いつもよりも更に混んだ電車で出勤しなければならない会社員の皆さんが出来てしまったら、それは大変にお気の毒だと思います。