独紙ビルトは、今月19日にドイツの元連邦首相の
ヘルムート・コール氏とハンガリー首相の
ヴィクトル・オルバーン氏が会談すると伝えた。

ヘルムートコール氏

ビルトによれば、オルバーン氏はコール氏のルートヴィヒスハーフェン・
アム・ラインにある自宅を訪れる予定とされる。
コール氏の事務所は、この会談の事実を認めている。
しかし、会談の目的などは明らかにされていない。

反EU・反難民受け入れの東欧諸国

ハンガリー首相のヴィクトル・オルバーン氏は、
ドイツを中心としたEUが展開する難民政策に対する
大きな反対論者のうちの一人として知られる。
同氏は難民を「犯罪者」と称している。

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元独連邦首相のコール氏は、これまでにオルバーン氏を
「身を捧げたヨーロッパ人」と称している。
今回の会談で、現在のメルケル首相の難民政策について
コール氏とオルバーン氏の間でディスカッションされるのは明らかであろう。
また、コール氏は、これまでにクロアチアの外務大臣の
ミロ・コヴァッチ氏を自宅に招いていた。
コヴァッチ氏もオルバーン氏同様に現在のEUの難民政策に
対しての懐疑論者として知られる。

日々増すメルケル氏に背中を向ける政治家達

数週間前には、メルケル氏の党と姉妹関係にある、
キリスト教社会同盟の党首ホルスト・ゼーホーファー氏が
ブダペストでオルバーン氏と会っていた。
この会合で、ヨーロッパの国境の安全強化に両氏は一致していた。
しかし、この会合は、決してメルケル氏を転落させるものではないと補足している。

現在のドイツの国会では難民政策に関する分野では、
実質野党がいない状況となっており、
キリスト教社会同盟内に唯一、メルケル氏に対して懐疑的な発言を
する政治家が出ている。また、難民がドイツに渡ってくる際に使われる
バルカン半島、東欧諸国、オーストリアなどは、メルケル氏の政策に対して
懐疑的な反応を示ししている。

参照:
Spiegel
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