イタリアの首都ローマの中心部にある古代ローマ遺跡「コロッセオ」を巡り、かつて剣闘士が戦いを繰り広げた闘技場の床を復元し、イベント会場にする構想が浮上している。だが、長引く景気後退の影響で文化予算がひっぱくする中、「文化遺産のディズニーランド化」を危惧する声もある。イタリアを代表する世界遺産の有効活用か、現状維持かで論議を呼んでいる。

構想はローマ第3大学の考古学者、ダニエレ・マナコルダ教授が昨年7月、考古学雑誌「アルケオ」で提唱した。昨年11月、フランチェスキーニ文化相がインターネットのツイッターで「とても気に入った」と支持を表明し、今年2月にはコロッセオを担当する科学委員会の委員にマナコルダ氏を起用。

しかし、反対意見もある。ナポリ・フェデリコ2世大学のトマゾ・モンタナーリ教授(美術史)は毎日新聞の電話インタビューで「闘技場を見せ物の会場とする構想は、文化遺産の商業利用に向かう動きだ。コロッセオが娯楽の場と化し、イタリアがディズニーランドになってしまう」と警鐘を鳴らす。サルバトーレ・セッティス前ピサ高等師範学校長もメディアに「文化省の人員・予算が足らない中で、コロッセオの床の復元は優先事項ではない」と指摘。

反対意見の背景には、財政的に余力のない政府が文化遺産の修復や保全に服飾企業の力を借りるなど、文化財保護へのビジネス界の参入が進んでいる現状への懸念がある。

corosseo_1

Sponsored Link


海外の反応・世間の反応

・僕は反対だ。立派な世界遺産を汚さないでくれ。

・ビジネスの視点からだといい金儲けできるからね。

・チープなコロッセオになってしまう。

・これをやってしまったら世界遺産の意味がなくなるね。

・金儲け主義は嫌いだ。

・どの選択が一番幸せなのか誰も分からないさ。

 

参照:

Facebook