今回、パリでの大規模なテロが世界中を震撼させました。
イスラム国に対しては、多くの国が参加して国際的に包囲網を敷いている状態ですが、
なぜその中でもフランスがターゲットに選ばれたのでしょうか?一度ヨーロッパに潜入できれば、
EU内であれば、現在は国境間の移動もスムーズですし、どこの国でもテロのターゲットに選べたと思うのです。

理由としてメディアなどで挙げられているのは、フランスがイスラム対過激派のマリへの軍事介入に参加していること、
イスラム国への空爆にも参加していること、そして、これにはすでにテロ報復がありましたが、
イスラム教預言者の風刺画の掲載問題があったことなどです。

IS

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今回のパリでの事件を受けて、日本は大丈夫なのか、テロ対策はできているのか、といった声も挙がり、安倍首相も、
「国内テロ対策に、より一層緊張感をもってあたる」との声明を出しました。
しかしながら、イスラム国から“敵対国”指名されているとはいえ、
これまでのイスラム国に対する軍事行動への協力度合いなどから判断して、
日本でのテロの優先順位はかなり低いのではないかと思います。
また、移民が多いドイツ、フランスと比べて、まだまだ日本では外国人の集団は目を引きやすい、というリスクもあります。

しかしながら、日本でのテロの確率が低いことを、素直に喜んで良いのでしょうか?
もし、テロ報復を恐れて、イスラム国への軍事攻撃への協力に消極的になったり、
言論の自由が保障されているのに、正当な事でもイスラム国を刺激する内容の表現を自粛してしまえば、
それこそテロの目的をまんまと達成させたことになります。

確かに危険度のレベルは違いますが、小学校の乱暴者や暴力団を相手にした時と、
基本は同じはずです。こちらに火が無いのであれば、毅然とした態度で暴力に屈しない、それが望ましい対応ではないでしょうか。