EUとトルコの協議のもと決まったギリシャに滞在する難民を
トルコに戻し、トルコから直接ドイツなどのヨーロッパ諸国へ
送るプランで、最初のシリア難民がドイツ・ハノーバーに到着した。

シリア難民がトルコからドイツに到着

ギリシャでは、難民をトルコへ送る流れができているものの、
多くの難民は、それを拒否し、ギリシャで難民庇護を申請し始めている。

欧州・トルコ条約に基づいて
空の便で渡るシリア難民

2016年4月4日月曜日に16名のシリア難民がドイツ・ハノーバーに
空の便で到着した。到着した難民一行は、疲れた様子で、
空港到着後すぐに難民受け入れ窓口に向かうためにバスで出発した。
同日午後には、更にもう1便が16名の難民をドイツに連れてくる予定だ。

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EUとトルコが結んだ条約では、違法にギリシャに入国した難民は、
強制的にトルコに連れ戻され、トルコからシリア人のみが、
ヨーロッパへ合法的な方法で送られるというものだ。

ギリシャの警察によれば、レスボス島で始まったトルコへの送還で、
多くの難民が送還を遅れさせるために、レスボス島で難民庇護申請を
提出し始めたと話す。

EUトルコプランに集まる多くの批判や懐疑的意見

しかし、欧州とトルコが結んだ条約には批判が相次いでいる。
ヨーロッパの政治家の一部は、「送ったり戻したりと、商品のように
人間が扱われている」と痛烈に批判。
「密告斡旋者がこの部分を悪用し、更なる違法な渡航方法を行う可能性もある」
とも言われている。

また一部の声では、「何故最初からこうしなかったのか?」という意見も聞こえている。
理由は、一連の事件やテロなどで、難民を扮したテロリストなど、シリア難民以外の
移民がコントロールしきれていない国境を越えて、ドイツなどに入国したことだ。
最初からトルコから難民をコントロールして、やっていれば、一連の事件など
防げた可能性もあったのでは?という声も聞こえてくる。

参照:
FAZ
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