「そこで人間が撃たれ、毒殺され、焼かれ殺された」

Prozess des SS Wachmann

 

第2次大戦中にアウシュビッツ強制収容所で1943~44年にユダヤ人ら約17
万人の虐殺に関与したとして、殺人ほう助罪に問われた元ナチス親衛隊のラ
インホルト・ハニング被告(94)の公判が2月11日から行われている。
4月28日に行われた13回目の公判で車に乗ったハニング被告沈黙を破った。

「道理に外れたことを起こさせたこと、それに全く反対しなかったことを
恥ずかしく思っている」と被告は話し謝罪した。

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当時の被告個人とアウシュビッツに動員されたときに関する記録をこの公判
でハニング被告の弁護人が読み上げた。
その中には、被告が収容所の集団虐殺について知らなかったということ、
看守の仕事に抵抗しなかった事がつづられていた。
「義理の母にナチス親衛隊に参加するようせきたてられた。ケガをして、収容所内
での仕事を言い渡され、当初はそこで何が行われているか知らなかった。しかし私
のように長い間勤めていた者は、そこで本当は何が起きていたか知っていただろう
と話す。
そこで人間が撃たれ、毒殺され、焼かれ殺された。
アウシュビッツは悪夢だ、そこに決していたくはななかった。

原告側の弁護人は、ハニング被告の供述には、彼がいつ何をアウシュビッツでし
ていたのかが明らかになっておらず、内容は薄いと話した。
現在94歳のハニング被告の審議は3日残っている。
ドイツではナチス時代の歴史の責任追及が今も続いており2015年には当時94歳
の元ナチス親衛隊員が殺人ほう助に問われ4年の
実刑判決を言い渡されている。

 

参考
Spiegel