反TTIP大規模デモがドイツで行われる

Große Demonstration gegen TTIP in Hannover

 

24日から米オバマ大統領が訪問を予定している、ドイツのハノーファー
で大規模なTTIP反対デモが23日の11時に始まった。

欧州と米国間で交渉が進められているTTIPとは大西洋横断貿易投資
パートナーシップ協定のことであり、アメリカと欧州との自由貿易を目指
すものでいわゆるヨーロッパ版のTTP(環太平洋連携協定)のことである。

ドイツでのメルケル首相とオバマ大統領の会談の中で、このTTIP
の話が進められるだろうと考えられている。

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ドイツ北部のハノーファーではオバマ大統領が訪れることを期に、
環境保護、消費者保護、開発援助団体らがTTIPに参加することで、
生態系や社会的水準が危機にさらされるとこのデモを呼びかけた。
このデモのためにオペラ広場には大きなステージが建てられ、
「Stoppt TTIP(ストップ TTIP)」と書かれたTシャツを着て、プラカー
ドを持った参加者が集まり、午後からは数キロに及ぶ大規模なデモ行進
が行われた。

STOP TTIP

日本でも行われたTTP反対デモとは比べ物にならないほど大規模で、
5万人の参加者が見込まれたこのデモだが、主催者によると9万人が
集まったとのことだ。
昨年10月にはドイツの首都ベルリンで国内最大規模のTTIPのデモが
行われ最大で約25万人が参加した。
日本でもTTP参加に関して、関税撤廃により車や食品などが輸入され、
野菜ヤ乳製品、肉などの食品が安くなるメリットがある代わりに、日本の
農業や産業に大きなダメージを与えるなど問題点も多い。
政府は経済成長の効果を強調するが他にも食の安全性や医療、さらに
は地方経済など幅広く影響を及ぼす。

2015年に大筋合意され、日本では4月5日からTTPの国旗審議が始まっ
た、今国会承認にむけ5月中にも成立させたいところだったが、熊本地
震発生等の理由により、TPP審議は秋の参院選後の先送りが決定した。

 

 

ドイツ緑の党党首ジモーネ・ペーターによる、デモに9万人が集まったとのツイート

 

プラカードをもってデモに参加する男性

 

ハノーファーでのデモの映像

参考
ZEIT