メルケル首相の党CDU(ドイツキリスト教民主同盟)と姉妹党である
CSU(キリスト教社会同盟)の政治家であり、国土交通大臣の
アレキサンダー・ドブリント氏は同じ党連立内での大臣として
初めてメルケル首相の難民政策を批判した。
ドブリント氏はメルケル氏に国境封鎖及び他のEU諸国と
国境封鎖について話し合うことを求めた。

メルケル難民政治

ドブリント氏は、世界にいい顔を見せ続けることをもう無理だと主張する。
また、ドイツだけに難民問題を押し付けている欧州議会に対しても批判している。
一刻も早く現場のシチュエーションを考えなければいけないと話した。

与党の閣僚で現在のメルケル首相の難民政策を非難し、欧州議会までを
公で批判したのはドブリント氏が初めてだろう。
政界を始め、各界からメルケル首相への批判は集まるばかりだ。
特に、メルケル首相のドイツキリスト教民主同盟とバイエルンのゼーホーファー氏が
まとめるキリスト教社会同盟の間の亀裂が懸念されている。

Sponsored Link


今年3月にバーデン=ヴュルテンベルク州、ザクセン州、
ラインラント=プファルツ州での地方選挙が迫る中で、
各党は現在の難民政策の問題を深刻に捉えながらも、
自身の党の方針を有権者に伝えることに苦労している。
その中で新党であるドイツのための選択肢(Alternative für Deutschland)は
ものすごい勢いで支持者を増やしている。
先日行われた世論調査では、前回のアンケートに対して約1%強伸ばした結果が出ている。

今ドイツ国内で注目されるべきことは、
2月開催のケルンでのカーニバルだろう。ケルンの事件以来、
ドイツ国内では、外での大規模イベントでのセキュリティ対策が問われている。
これまでにカーニバルをキャンセルした自治体もある。
更なる移民による犯罪は3月の選挙に影響を与えることは確実だ。

参照:
Spiegel
Twitter