警戒態勢に本格的対テロ演習を重ねるフランス

Frankreich antiterror übung für EM2016

2015年にフランスのパリで起きた同時多発テロ以降、同国では5月まで
の緊急事態を宣言し警戒態勢がおかれている。テロの脅威と安全対策が
問題となっているサッカー欧州選手権・ユーロ2016は6月10日から1か月
間フランス各地で行われることから、緊急事態の期間を延長、対テロ演習
なども行われている。

昨年11月、フランスパリのサッカースタジアムやコンサート会場などが狙われ
た同時多発テロが起きた。現場では発砲や爆弾装置を付けた犯人が自爆、
死者130人負傷者300人に登った。

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このテロを受けて数週間前から試合が開催される10都市では対テロ演習が行
われ警察や医師、警備員や消防が協調や反応能力を訓練している。もちろ
ん何も起こらないのが一番だが、いざとなったときに迅速な対応ができるよう、
本当の事件かと思うほど本格的で大規模な対テロ演習が続けられている。

 

6月10日から開催されるサッカーの大会でサッカースタジオに250万人、他
にもパブリックビューなどファンが集まる場所に700万人が集まると見込まれ
ており、観客の安全がテーマとなっている。
実は3月22日ベルギー空港と地下鉄で起きた自爆テロは、この欧州選手権大
会期間中に計画されていたことも判明している。
このため、5月26日までをめどにしていた緊急事態宣言は約2か月延長、
ツール・ド・フランスの期間中も含まれる。

警察官の1万人が動員されスタジアムだけでなく、サッカー選手らのベース
キャンプや公式ホテルなどを対象に監視することになる。
スタジアム入場の際、外と中では3段階のコントロールが行われる。
2024年のオリンピック開催国として名乗りを上げたいフランスでは、
今回のユーロ2016での安全対策が宣伝効果となるだろう。

大規模対テロ演習・人が集まるサッカー試合の際爆発があったと想定

 

 

参考
Focus
N24