国際オリンピック委員会(IOC)は今年夏開催のブラジル・
リオデジャネイロでのオリンピックにて、難民のチームを参加させよう
としている。これは、昨年から大量の難民が中東などの諸国から逃げてきて
いる状況を考慮し、その難民アスリートが自国を代表して参加できない
ことからこの難民五輪選手団の組織が考案された。

ユスラ・マルディニ

この中でシリア人のユスラ・マルディニさん(18歳)が現在競泳選手として
この難民チームに候補になっている。
マルディーニさんはこの件についてベルリンで記者会見に出席。
その場で、是非リオ五輪参加への夢を語った。
報道陣から注目され、満面の笑みで写真に写っていた。

2015年夏にダマスカスからドイツに逃れてきた
ユスラ・マルディニさん

2015年8月にシリア首都ダマスカスからヨーロッパに逃げてきた
ユスラ・マルディニさん。彼女の実家は、今や瓦礫の中にある。
マルディニさんはトルコ、バルカン半島を経由してドイツにたどり着いた。
その間、ベルリンでシリアの父の元で始めた水泳のトレーニングを開始した。

マルディニさんは実際にトルコからギリシャまでボートで渡った。
渡っている最中にモーターが故障し、ボートに乗っていた人たちは大きな不安に陥り、
その上乗っていた20人中17人の人は泳ぐことができなかった。
残りの3人の女の子は泳ぐことができ、ギリシャの海岸まで引っ張っていった。
この中の一人がマルディニさんだ。

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国を追われる難民の人たちの希望のシンボルと
なるユスラ・マルディニさん

今や世界中で難民五輪選手団に注目が集まっている。
今回のマルディニさんが候補となったことで、メディアにも大きな注目が集まり、
ドイツ首都ベルリンの記者会見には、CNN、BBCやアルジャジーラや
ロシアのメディアなど世界中の報道陣が参加した。

独紙フランクフルターアルゲマイネツァイトゥングは、
ユスラ・マルディニさんに関する記事を発表した。
タイトルは、「ユスラ・マルディニ、希望のシンボル」。
今だに多くの難民が毎日のようにヨーロッパに来ている。
この難民五輪選手団が国を追われ、新たな生活を探す人たちに多くの可能性を
見つけださせることを多くの人は望んでいる。

ユスラ・マルディニさんのインタビュー映像

参照:
FAZ
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