ドイツのメディアWeltは12月22日にギリシャが難民として上陸していたイスラム国の戦闘員を逮捕せずに
他EU国へ行かせていたと報じた。2015年11月に起こったパリでの連続テロの容疑者のうち2名は、
難民に扮してギリシャ経由でフランスに再入国していたことが明らかになっていた中での
報道にユーロの難民政策の欠陥が見えてくる結果となった。
ギリシャ当局はWeltの問い合わせに対しコメントを控えており、フランス検察の捜査を参照させたとのことだ。

そのギリシャを越えてさらに進んでいったテロリストの中で、
先日オーストリアの難民収容施設で逮捕された、アルジェリアとパキスタン人の男2名も含まれている。
どうやら、この2人はシリア難民を装って、ギリシャ、バルカンルート、スロベニアを越え、
オーストリアに入国したと見られている。
また、シリアの街ラッカでは、イスラム国が1400枚以上の白紙のパスポートを略奪したことが明らかになっている。
イスラム国がこれらを使ってテロリストをシリア難民と見せかけ、ヨーロッパに入国させる手口とされる可能性がある。

IS Refugee

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ドイツ・ベルリンでは、ドイツ連邦警察が12月21日月曜日に26歳の
タリバン戦闘員を首都空港テーゲルで逮捕した事が伝えられている。
容疑者のシナン・セフィク(Sinan Sefik A)はドイツのタリバン系テロ組織に関わっているとされている。
この男は2009年から2010年の間にアフガニスタンとパキスタンの
国境エリアで武器や爆発物に関するトレーニングを受けたと見られている。

また、その前の週には、チェチェン共和国出身のイスラム主義者がベルリンで逮捕されていた。
この男はソーシャルネットワーク上で、自身がシリアのジハディストと関係している事を予告していた。
本人がカラシニコフと写っている写真も存在しているようだ。
さらに、ベルリン警察は、ベルリン市内の地下鉄内でイスラム国への勧誘活動を
行っていたとされる7名の男への捜査も行っているとのことだ。

IS_Terrorist

ドイツ国内でも高まるイスラム過激派の摘発やイスラム国への勧誘活動などが、
これまで寛大に難民を受け入れてきた国ドイツを不安に誘っているのが現状だ。
今年もあとわずかだ、今年の大晦日(シルベスター)の警備は例年以上に強化すれることは明らかだろう。

参照:
Welt
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