連日の様にニュースに登場している横浜市のマンションは、「傾きマンション」という不名誉なニックネームをつけられてしまった様ですね。
ところで話はイギリスに替わりますが、「ビッグベン」といえば、ロンドンを象徴する建物の一つで、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)の時計台です。実はこのビッグベンも、毎年1mm近くの割合で傾きが進んでいて、現在では垂直線から40cm以上もずれている様です。原因は明らかではありませんが、もちろん手抜き工事が原因な訳ではなく、地盤沈下や地下鉄などが影響しているのではないかと推測されます。

Bigben

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この夏には、「ビッグベン」の鐘の音が定時よりも最大で6秒ほどずれてしまう、というニュースが流れました。この問題に対しては、有志の技師が集まり、振り子に小さな重りを付けたり外したりすることで微調整を行って修正をほどこしたそうです。
ところが、この度また問題が浮上しました。イギリス議会の調査結果によって、「ビッグベン」の老朽化が進んでおり、このまま放置すれば止まってしまう可能性があることが明らかになったのです。広範囲の修復+エレベーターや案内所の新設を行った場合の費用は約76億円とのことで、上下両議会は予算の捻出に頭を悩ませているそうです。
ちなみにこの「ビッグベン」という愛称の由来は定かではありません。工事責任者だったベンジャミン・ホール卿の名前にちなんだという説が有力ですが、当時のボクシングチャンピオン、ベン・カウントからつけられたなど、諸説があります。そして時計台自体の正式名称は、数年前に「クロックタワー」から「エリザベスタワー」に替わりました、が、ロンドンっ子にはあまり支持されておらず、「ビッグベン」はいつtまでも「ビッグベン」の様です。