ハロウィンはすっかり日本に定着した様子で、ショッピング街はデコレーションで溢れ、パッケージがハロウィンのカボチャキャラクターのイラスト入りに替わった食料品もよく目にするようになりました。

ハロウィンといえばカボチャと強く結びついたイメージがありますが、その由来はご存知でしょうか。元々はかぼちゃではなくカブが使われていた、と聞いたら驚きませんか?

カボチャのランタン、またはそのランタンを頭に被ったキャラクターを“ジャック・オー・ランタン”(ランタンのジャック)と呼びますが、元々はアイルランド発祥の伝説の人物です。ジャックは、諸説があるので経緯は省略しますが、生前に地獄落ちを逃れる権利を手に入れます。ところが素行が悪かったので天国にも入れず、地獄から分けてもらった火でカブのランタンを灯してこの世を彷徨っているというのです。この話が移民によってアメリカに持ち込まれ、カブが現地で入手し易いカボチャにすり替わって現在に至っています。

Halloween

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ところで、頭に被れてしまうほど大きく育つ西洋カボチャ、日本のものと比べると大味で味で劣りそうに見えますが、食べてみると実は本当にそうなんです。ランタンがつくり難くても日本のカボチャの勝ちだな、などと思っていたところ、あるドイツ人からちょっと驚きのニュースを聞きました。ドイツでは最近日本のかぼちゃが大人気だというのです。

調べたところ、ミュンヘン地方で北海道産のかぼちゃの栽培を始めた人がいるそうで、ドイツのカボチャを席巻するかの人気を得ているとか。私が話を聞いたドイツ人もミュンヘン近郊在住ですので、どこまで販路が広がっているのかは不明ですが、ほくほくで甘い日本のカボチャを選ぶドイツ人の気持ち、とても良く分かります。

さて、そろそろハロウィン本番が近づきます。ミュンヘンのドイツカボチャも10月末にはきっと大活躍するのでしょうね。