日経新聞に、東南アジアの外食・小売業界調査に関する記事が掲載されていました。その中でも目を引いたのが、日系のコンビニエンスストアの進出です。特にセブンイレブンは、タイに8500店舗、マレーシアに2000店舗弱、シンガポールに500店舗などなど、多くの国で店舗網を拡大しています。日本のコンビニ店舗数は飽和状態といわれて久しいですから、海外に目を向けることが業務拡大のためには必要なのでしょう。

Seveneleven

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そういえば、そもそもセブンイレブンはアメリカのテキサス州生まれのビジネスで、そのライセンスを取得して日本での営業が始まった事業ですが、1991年には、経営に苦しんでいたライセンス元のサウスランド社を逆にセブンイレブンジャパンが買収して子会社にしたことで話題になりました。それほど日本で、おにぎりやおでんの販売や、専用カードの導入など、様々な取り組みを取り入れて、大きく発展したということでしょう。
日経新聞の「東南アジアの主要小売業チェーンと店舗数」のまとめには、セブンイレブンの他にも、ファミリーマートやサークルK、ミニストップの名前も見えます。
コンビニエンスストアは確かに便利で、ATMや公共料金の支払いも手軽に済ませられます。すでに多くの日本人の生活の一部に組み込まれている為に、無くなれば間違いなく困ります。ただその一方で、街が大きなスーパーとコンビニだらけになってしまって、昔ながらの専門的な小売店や商店街がどんどん少なくなっている事実は寂しいものです。
最近、台湾、韓国に旅行に行きましたが、大きな街にはやはりコンビニエンスストアが多数あり、その中の雰囲気や品ぞろえも、例えばペットボトル飲料やビール、スナックなどがそれぞれの国産のものになっているものの、日本のコンビニによく似ていました。深夜でもビールやおつまみが間違いなく便利でしたが、10年先、20年先に、今の日本の様にコンビニだらけで屋台や小売店が消えかけた街かどになってしまっていたら、やはり強い寂しさを感じると思います。